複雑な式も手軽に作成できる数式ワープロソフト「MathNote」v1.00 テキストと数式を同時に編集できる数式専用ワープロソフト （00/02/10） 　オータムソフトは9日、数式ワープロソフト「MathNote」v1.00をリリースした。テキストと数式が同じウィンドウ内で編集できるのが特長だ。Windows 95/98/NT 4.0/2000で動作する4,800円のシェアウェアで、現在同社サイトからダウンロードできる。試用中は、作成した文書を保存できないなどの制限がある。 　「MathNote」は、テキスト部分と数式部分をまったく同じように編集できる数式ワープロソフト。市販のワープロソフトにも数式エディターが付属しているものはあるが、数式部分を画像のようなオブジェクトとしてワープロ文書に貼り付けて利用するため、数式部分を修正しようとするたびに数式エディターを起動する必要がある。しかし、「MathNote」はテキスト部分と数式部分の両方を同じウィンドウ内で編集できるため、両者が混在したドキュメントなどを手軽に作成できる。 　利用できる数式記号は、ベクトル、行列、積分、極限などさまざま。ツールバーのボタンをクリックするだけで記号が挿入され、記号にパラメーターが必要な部分は“？”マークが表示されるので、そこにカーソルをあわせて式や数値を入力すればよい。パラメーターの式が複雑になる場合でも自動的に整形してくれるほか、ユーザーがピクセル単位で位置を補正することもできる。 　テキストだけでなく数式についてもフォントの種類や文字の色・大きさは、通常のワープロソフトと同じように文字単位で変更することができる。Windows付属のフォントセットでも数式を作成可能だ。なお同社では、数学の参考書で使われるような書体で式を作成したい場合は、市販の数式フォントセットを購入するよう推奨している。 【著作権者】H.Nishino　氏 【ソフト種別】シェアウェア 4,800円 【バージョン】1.00（00/02/09） □オータムソフト http://plaza15.mbn.or.jp/~autumn/ （新城 雅章）

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