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文書や画像を印刷イメージそのままに表示できる「プリントコーディネータ」

印刷イメージをビューワー内蔵の実行ファイルに変換することも可能

(00/01/12)

「プリントコーディネータ」v1.0  (株)富士通オアシス開発は12日、文書や画像を印刷イメージそのままに表示できる「プリントコーディネータ」のダウンロード販売を開始した。印刷結果をプレビュー表示できないソフトでも手軽に印刷イメージを表示できる。Windows 95/98に対応した2,000円のシェアウェアで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「プリントコーディネータ」は、プリンターで文書や画像を印刷する操作と同じ手順で印刷結果をプレビュー表示したり、印刷イメージをビューワー内蔵の実行ファイルに変換できるソフト。印刷結果をプレビュー表示できないInternet Explorerなどのソフトを使って文書や画像を印刷する際、プリンターの代わりに「プリントコーディネータ」を指定して印刷を実行することで、印刷イメージを「プリントコーディネータ」で表示して印刷結果を確認できる。

 「プリントコーディネータ」で表示した印刷イメージは、ページごとに次々表示したり、マウス操作でスクロールして閲覧していける。印刷イメージの一部分を虫眼鏡でのぞくように拡大表示でき、縮小表示して文書全体を見渡すこともできる。印刷イメージが満足のいく結果で出力されていれば、1ページに複数のページをまとめて印刷する「割り付け印刷」や「袋とじ印刷」などの製本機能を使って、実際にプリンターで印刷できる。

 また、印刷イメージを実行ファイルに変換することも可能。実行ファイルには印刷イメージのデータのほかにビューワーが内蔵されているため、「プリントコーディネータ」がインストールされていない他のパソコンでもすぐに印刷イメージを表示できる。

 なお、Windows NT 4.0ではプリンターの代わりに「プリントコーディネータ」を指定して印刷結果をプレビューすることはできないものの、実行ファイルに変換した印刷イメージを表示したり製本印刷を行うことは可能。同社によれば、近くWindows NT4.0でも印刷結果をプレビュー可能にする予定で、Windows 2000にも対応するとのこと。「プリントコーディネータ」は、現在Vectorプロレジを利用して購入でき、今後@niftyの送金代行システムやSEL Shopというオンラインショップを通じて購入できるようになる予定。

【著作権者】(株)富士通オアシス開発
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】1.0 L10 Rel.006(99/12/26)

□株式会社 富士通オアシス開発
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fod/

(日沼 諭史)

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