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MIDI演奏に合わせて3Dアニメーションを表示する「3D MiDi」Alpha 0.1

3Dの人間の顔も音に合わせてピクピク

(99/11/18)

「3D MiDi」Alpha 0.1
「3D MiDi」Alpha 0.1
 MIDIファイルの演奏に合わせて3Dアニメーションを表示する「3D MiDi」Alpha 0.1が公開された。OpenGLを使って描画された立方体や球などの3Dオブジェクトが、演奏に合わせて動いたり変形したりする。Windows 95/98/NT 4.0に対応した30日間の試用期限つきのフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「3D MiDi」は、多くのMIDIプレイヤーで再生できるSMF形式のMIDIファイルを再生し、演奏に合わせて3Dオブジェクトを様々にアニメーション表示するソフト。3D画像描画用のAPIであるOpenGLを用いており、立方体や球のほか、C/Am/E#といったアルファベットと記号で表した音符の名前など、色とりどりの3Dオブジェクトが次々に現れ、輪になった鍵盤の上で跳ね返ったりレーザー光線のようなもので照らされて変形したりと、にぎやかな演出で目を楽しませてくれる。

 単純な3Dオブジェクトだけでなく、水面に滴を落としたようなグラフィックや、ピクピクひきつるように動く人間の顔の形をしたオブジェクトを表示することもできる。表示するオブジェクトの種類や色、動きなどをMIDIファイルごとに細かく設定してファイルに保存できるため、曲の内容に合ったオリジナルの3Dアニメーションを作成することが可能。また、3DアニメーションをAVI形式の動画ファイルに出力したり、静止画としてキャプチャーしてBMP/JPEG/PNG形式の画像ファイルに保存することもできる。

 なお、編集部で試したところでは、特定のMIDI音源用に作成されたいくつかのMIDIファイルは正しく再生できなかったり、再生しても3Dアニメーションが表示されないことがあった。

【著作権者】Marc Cardle 氏
【ソフト種別】フリーソフト(30日間の試用期限付き)
【バージョン】Alpha 0.1

□3D MiDi Homepage
http://members.xoom.com/midi3d/

(日沼 諭史)

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