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インターネットの接続経路を世界地図上にプロットする「NeoTrace」v2.10

TRACERTコマンドがグラフィカルに進化し、サーバーの速度も調査できる

(99/11/11)

「NeoTrace」v2.10  インターネットの接続経路を世界地図上にプロットする「NeoTrace」v2.10が、5日に公開された。MS-DOSプロンプト上で実行できるTRACERTコマンドをグラフィカルに進化させたソフトで、サーバーの応答速度など詳細な情報も得られる。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した29.95ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「NeoTrace」は、インターネット上で送受信したデータが経由するサーバーの位置を、世界地図上に次々にプロットして線で結んでくれるソフト。例えばマイクロソフトのホームページのURLを指定すると、自分のパソコンからマイクロソフトのサーバーまでの間にある多くのサーバーを地図上にプロットし、太平洋を越えてアメリカ大陸にたどり着くことがわかる。世界地図で表示するだけでなく、途中経路のサーバーの各種情報をフローチャートのようにアイコン画像と組み合わせて表示したり、データが経由した順にサーバーのアドレスやドメイン名などの情報をリスト表示することも可能だ。

 また、指定したサーバーや途中経路のサーバー全てを対象にPingを繰り返し実行し、各サーバーの最大・最低応答速度と平均応答速度をグラフ表示する機能も備えている。なお、編集部で試したところでは、残念ながら日本国内のサーバーは位置がうまくプロットされないことが多かった。

【著作権者】NeoWorx Inc.
【ソフト種別】シェアウェア 29.95ドル
【バージョン】2.10(99/11/05)

□NeoWorx inc.
http://www.neoworx.com/

(日沼 諭史)

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