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三国志を題材にしたカードゲーム「カードバトル三国志」v0.9

“おいちょカブ”風のカードゲームで中国統一を目指せ!

(99/11/02)

「カードバトル三国志」v0.9  三国志をテーマにしたゲームは、シミュレーション、RPG、アクションとさまざまなジャンルに存在し、英雄、豪傑の武勇や知略を駆使した攻防に、ゲームを通じて思いを馳せる人も少なくないだろう。今回は、三国志を題材にした数あるゲームの中でも気軽に楽しめる“おいちょカブ”風のカードゲーム「カードバトル三国志」を紹介しよう。

 「カードバトル三国志」は、手持ちのカードと場から引いたカードに書かれた数の合計の1の位が9に近い方が勝ちとなる“おいちょカブ”風のカードゲームで、敵の武将と戦いながら中国統一を目指すのが目的。領土の大きさや武将の数が異なる魏、呉、蜀の3か国の中から、好きな国を選択してプレイする。ゲームはターン制で1ターンごとに1つの国へ武将を出兵することができ、敵の武将とカードゲームで戦って勝利すると敵の領土の一部を奪い取ることができる。すべての領土を手に入れるか、敵の2か国の君主の武将を倒すと中国統一となりゲームクリア。また逆に、自国のすべての領土を奪い取られるか、カードゲームで自国の君主の武将が負けるとゲームオーバーとなる。

 敵国へ武将を出兵するとすぐにカードゲームによる武将同士の一対一の戦闘が始まり、2~4の範囲でランダムに決められる「兵力」の数だけ場からカードを引くことができる。また、武将ごとに「将器」というパラメーターがあり、その「将器」の枚数だけ「武運」として手持ちのカードを持っている。場から引いたカードとの合計の1の位がもっとも9に近くなる「武運」のカードが自動的に選択される仕組みなので、「将器」の数が多い武将ほど「武運」をたくさん持っているため強いといえる。戦闘に負けた武将は捕虜になって敵の戦力になってしまうか、討ち死にしてゲームから消えてしまい二度と使えなくなってしまうので注意しよう。

 また、カードの中には数以外のものもあり、兵力を増やす「火計」カード、手持ちカードの数が減る「逆賊」カード、引き当てると問答無用で勝利をつかめる「天子奉戴」カードなどがある。特殊なカードをどれだけ引き当てることができるかが、勝負の分かれ目だ。1ターンごとに在野の人物が新たに武将として戦力に追加されるので、「将器」の数が大きい武将を手に入れるまでは無謀な戦いは避けよう。

【著作権者】小林 章 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9(99/04/10)

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(竹元 克己)

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