NEWS


マウスで記号を書くだけでアプリケーションを操作する「Sensiva」日本語版

Palm/Pilotのような一筆書きの手書き入力も可能に

(99/10/29)

「Sensiva」  米Sensiva社は、マウスで描いた軌跡に応じてアプリケーションを起動したりアプリケーションの機能を利用できるマウス操作拡張ソフト「Sensiva」の日本語版をリリースした。Windows 95/98/NT上で動作するフリーソフトで、現在同社サイトからダウンロードできる。

 「Sensiva」は、マウスの右ボタンを押したまま描いた軌跡の形に応じてアプリケーションを起動したりアプリケーションの機能を利用できる常駐ソフト。たとえば、マウスの右ボタンを押しながらデスクトップ上で“M”字型の記号を描くとメールソフトが、“W”字型の記号を描くと「Word」が起動する。描く記号や記号に対応した動作はアプリケーションごとに別々に設定されており、たとえばInternet Explorerのウィンドウ内で左右に線を引くと“戻る”や“進む”といった機能を利用することができる。

 また、自分でオリジナルの記号を作って、新たな動作を割り当てることも可能だ。動作として割り当てられるのは、[Enter]キーなど特殊キーを含めたキー入力や、テキストデータの貼り付け、メニューバーのコマンドの実行、任意のファイルのオープン、指定したWebページの表示などさまざま。テキストエディターなどに各キーの入力動作を登録しておけば、Palm/PilotのGraffiti入力のような一筆書きの手書き入力も可能になる。

【著作権者】Sensiva, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.07(99/10/15)

□Sensiva
http://www.sensiva.com/

(新城 雅章)

トップページへ


Copyright(C), 1996-1999 Impress Corporation.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで