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携帯電話へメールを転送するソフト「携帯mate」v1.0が公開

条件を細かく設定して、必要なメールだけを転送できる

(99/09/01)

「携帯mate」v1.0  携帯電話へメールを転送するソフト「携帯mate」v1.0が31日に公開された。条件を細かく設定して、必要なメールだけを転送できるのが特長。Windows 95/98/NTに対応した1,500円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「携帯mate」を利用するには、通常のメールソフトと同様に、まず受信用のメールサーバーなどを設定する。その後、転送先と転送条件を指定すればすぐに使用できる。転送条件は、From、Subject、Priority、Toの4つのヘッダーで指定でき、ちょうどメールソフトでメールボックスへの振り分け設定をするような感覚だ。逆に転送しない条件も設定できる。また、ダイヤルアップ接続での使用も可能なので、個人ユーザーの使用にも適している。

 転送するメールの本文の最初に、Subjectや送信者名、メールアドレスを挿入することが可能なうえ、空白や署名などの削除機能や、サイズの大きなメールを分割して送信する機能など、携帯電話に転送する際に便利な機能が盛り込まれている。なお、現在動作確認済みの携帯電話メールサービスは、NTTドコモのiモード、J-PhoneのSkyWalker、ツーカーのSkyMessage、デジタルツーカーのSkyWarpおよびDDIポケットのPメールDX(PHS)となっている。

 また、携帯電話から「携帯mate」経由でメールを送信する機能もあり、iモードのように携帯電話番号がそのままメールアドレスとなっている場合でも、「携帯mate」に中継させることにより、任意のメールアドレスや送信者名に置き換えて送信できるようになる。さらに、Cc:などを利用してメールを複数の人に同時送信することも可能だ。また、メールアドレスのエイリアス機能を使って、携帯電話ではわずらわしいメールアドレスの入力を簡略化できるのも便利だろう。

【著作権者】maple 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,500円
【バージョン】1.0(99/08/31)

□maple's HomePage
http://maple.cup.com/

(小山 文彦)

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