複数同時再生できるMP3ミキサー「Virtual Turntables」v1.8が公開 ターンテーブルをマウスで操作し、手軽にDJ気分が味わえる （99/08/20） 　複数のMP3ファイルを同時再生できるMP3ミキサー「Virtual Turntables」v1.8が16日に公開された。画面上のターンテーブルをマウスで操作できるのが特徴。Windows 95/98に対応したシェアウェアで、登録料は37ドル。現在、作者のホームページからダウンロードできる。 　「Virtual Turntables」は、複数のMP3ファイルを同時再生できるMP3ミキサーソフト。各MP3ファイルは「チャンネル」として表示され、[MainMixerBoard]ウィンドウから、全体のボリューム変更のほか、再生中の各チャンネルのボリュームをそれぞれ変更できる。また、あるチャンネルから別のチャンネルに少しずつボリュームのバランスを変更させる「CROSS FADER」機能もある。 　また各チャンネルは、チャンネルごとに独立したウィンドウで再生状況を確認できる。チャンネルウィンドウでは、ターンテーブルをマウスでまわして、ピッチを変更したり、[NUDGE]ボタンで順逆両方向にずらすことで、レコードをスクラッチするような効果が得られる。また、[PITCH]コントロールで自由にピッチを変更したり、スライダーを操作して曲中の再生位置を自由に移動することが可能だ。イコライザーも備えており、各チャンネルごとに3段階または10段階の周波数域でボリューム調節することができる。 　なお、MP3の同時再生には“Microsoft DirectSound”を使用しているため、サウンドカードが対応していない場合でも同時再生が可能だ。また、同時再生できるチャンネル数にも特に制限はない。このため、動作にはDirectX5が必要となる。 【著作権者】Jeff Lee　氏 【ソフト種別】シェアウェア 37ドル 【バージョン】1.8（99/08/16） □Carrot Innovations | News http://carrot.prohosting.com/ （小山 文彦）

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