図形のアニメーションGIFも作成可能なドローソフト「AEKA」v1.6がリリース
描画過程の履歴情報“スコア”で部分修正や反復作業が容易に
（99/07/28）
図形のアニメーションGIFも作成可能なドローソフト「AEKA」が26日、v1.6にバージョンアップした。ドローソフトとしての基本的な描画機能に加え、アニメーションGIFを手軽に作成できる機能も備えているのが特長。Windows 95/98で動作するシェアウェアで、登録料は2,500円。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「AEKA」は、ドローソフトとしての基本的な描画機能を一通り備えているうえ、線を引いたり、色を塗るなどの描画作業の過程を、“スコア”という履歴情報として自動的に記録していく機能をもつ。これを利用すれば描画作業がかなり進んだあとでもさかのぼって部分修正しやすくなる。たとえば円を描いて内側を赤色に塗ったあとに、赤い丸ではなく赤い正方形に変更したくなった場合、“スコア”のなかから円を描いた部分を選択してから円と同じ位置に正方形を描くと、内側を赤く塗った履歴が残っているため、赤い正方形ができあがる。
さらに、図形のアニメーションGIFをメニューから手軽に作成する機能を備えており、描いた図形を使ってメニューから拡大率や回転角/方向、移動量などを設定することで、アニメーションGIFを手軽に作成できる。文字を図形として描画する機能を使えば、文字が凝った動きをするアニメーションGIFも容易に作成可能だ。また、“スコア”機能をうまく利用し、“スコア”の一部分だけを指定してアニメーションGIFを作成すれば、描画の作業履歴を部分的に再利用できるため、アニメーションの動きを設定するだけでアニメーションGIFを作成できる。アニメーションのコマ割りをBMP形式で保存することも可能だ。
【著作権者】国枝 博 氏
【ソフト種別】シェアウェア 2,500円
【バージョン】1.6（99/07/26）
□プログラム
http://www.asahi-net.or.jp/~xp9h-kned/program.htm
（竹元 克己／山口 賢司）
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