10ヶ国語以上に対応したスペルチェックソフト「Spell Magic」
使用中のソフトからショートカットキーで素早くチェックできる
（99/05/26）
外国語の文章を書く際に、スペルのうっかりミスがなかなかなくならないという人には、10ヶ国語以上に対応したスペルチェックソフト「Spell Magic」が便利。使用中のソフトからショートカットキー一発でスペルチェックできるので、重い辞書をめくる回数を減らせるだろう。
「Spell Magic」では、クリップボードにコピーされたテキストに対して、またはWindows付属のメモ帳やICQなど他のアプリケーション上で選択したテキストに対してスペルチェックを行える。どんなアプリケーションを操作していても、[CTRL+SHIFT+ALT+V]を押せば「Spell Magic」が起動してクリップボードのテキストをチェックでき、[CTRL+SHIFT+ALT+S]を押せばアプリケーション上で選択したテキストをチェックできる。それぞれのキー割り当てをユーザーが変更することも可能だ。
スペルチェックの画面では、「Spell Magic」内蔵のテキストビューワーにチェックするテキストを表示し、スペルミスのあった単語を順番に一つずつ反転表示して修正候補をリスト表示してくれる。修正が必要な単語は修正候補から選択するか、自分で正しい単語を入力して、テキストエディターで文字列を置換していく時のように修正していく。クリップボードのテキストをチェックした場合は、訂正したテキストが再びクリップボードにコピーされ、アプリケーション上で選択したテキストをチェックした場合は、アプリケーション上のテキストが訂正したテキストにそっくり置き換えられる。
「Spell Magic」には、アメリカ英語やアメリカについての言葉が登録されている辞書ファイルのみ同梱されているが、フランス語やドイツ語のほか、医学用語や開発言語「Delphi」で使用されるキーワードをチェックできる辞書ファイルなど、合計18種類の辞書ファイルが用意されており、全て「Spell Magic」のホームページからダウンロードできる。複数の辞書ファイルを組み合わせて使用することも可能だ。
【著作権者】D C AL CODA
【ソフト種別】シェアウェア 19.95ドル
【バージョン】3.0（99/05/10）
□Spell Magicのホームページ
http://www.dcalcoda.com/
（日沼 諭史）
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