「Internet Explorer 5」日本語版がリリース
IntelliSenseテクノロジを採用し操作性を向上
（99/03/18）
マイクロソフト（株）は18日、WWWブラウザーの最新バージョン「Internet Explorer 5」日本語版をリリースした。公開されたのはWindows 95/98/NT 4.0用で、ダウンロードサイズは環境にもよるが、標準インストールで20MB、最少構成インストールで10MB程度。Windows 98では、Windows Update機能を使ってインストールすることができる。
IE 5はIntelliSenseテクノロジを採用し、ホームページを閲覧する上での操作性の向上を図っている。オートコンプリート機能は、アドレス欄だけでなく入力フォームでも利用できるようになったほか、ドロップダウンリストに候補が一覧表示されるように変更されたため、目的のURLや文字列を容易に選択できるようになった。
また、URLの打ち間違いを自動的に修正する機能や、該当するページが見つからなかった場合に、入力した文字列をキーワードとして検索する自動検索機能も搭載された。自動検索機能では日本語も利用可能で、キーワードを直接アドレス欄に入力するだけで関連するサイトを探し出すことができる。[検索]機能も強化され、複数ある検索サービスサイトや辞書サービスサイトのなかから、優先して利用したいサイトを指定することが可能になった。現在表示中のページと関連性の高いサイトを一覧表示する[関連したリンクの表示]機能も搭載されている。
このほか新たな機能として、ホームページを巡回しながらインターネットラジオを聴ける[ラジオツールバー]機能が搭載された。（株）インプレスやエイベックス（株）など12のコンテンツプロバイダーが、この機能を利用したコンテンツを提供する。なお、「Internet Explorer 4」の特徴のひとつだった[チャンネル]機能は、IE 4かWindows 98からアップグレードした場合に限り[お気に入り]のなかで利用できるようになっている。
□Internet Explorer Home
http://www.microsoft.com/japan/ie/
□Microsoft Windows Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
□窓の杜 - Microsoft、「Internet Explorer 5」一般評価用ベータ版をリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/1998/11/04/ie5.html
（新城 雅章）
トップページへ
