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パソコンでのんびりこだま号の旅「新幹線で京都へ」v7.21
パソコンの時計に合わせて時刻表どおりに走る!

(99/03/12)

「新幹線で京都へ」  東海道新幹線で東京~京都間は「のぞみ」号ではあっという間だが、時間があるときは各駅に停まる「こだま」号に乗ってみるのもいい。まもなく700系「のぞみ」が登場するが、ふだん新幹線は「のぞみ」や「ひかり」ばかりだという人も、パソコンで「こだま」号の旅を楽しんでみよう。

 「新幹線で京都へ」は、東海道新幹線「こだま」号の旅を楽しめる鉄道旅行シミュレーションソフト。東京駅7:10発から19:07発まで上り1本下り4本の「こだま」号がパソコンの時計に合わせて実際の時刻表どおりに運転されるしくみになっている。現在の時刻に走っていそうな列車をメニューから選択しよう。横長のウィンドウには沿線の名所・名産をあしらった東京から新大阪までの路線図、現在の走行地点付近の解説テキスト、車窓イメージのアニメーション、速度計などが表示される。路線図上に現在の走行地点が表示され、下りなら左の新大阪駅に向かって現在地点表示が移動していく。ソフト上で1時間単位で時間をずらすことができるので、昼間に夜の列車を走らせることも可能だ。

 車窓をイメージしたアニメーションでは、風景が「こだま」号の速度に合わせて流れるのが楽しい。川で鉄橋を渡ったり、対向列車とすれちがうシーンもあり、夜は夜景が車窓を流れる。現在の走行地点の観光名所や名産品、風景の解説などがテキスト表示され、解説に合ったイメージアイコンも表示される。お茶の産地の静岡付近ではお茶畑や茶摘みのアイコンだ。

 運転台イメージの速度計も表示されているので、速度表示と流れる風景の連動を楽しめる。速度計には数値のほか、速度を線の長さで表すグラフ、加減速表示、ドアの開閉状態がわかるので、鉄道ファンでなくても思わずニヤリとしてしまう。駅に停車するときは車窓に駅のホームにすべり込んでいくシーンが表れ、速度計も連動して徐々に数値が下がっていく。停車中には「のぞみ」や「ひかり」が高速で通過していく…。

 ユーザーが選んだWAVやMIDIファイルをプレイでき、車中で音楽を聞いている気分にもなれる。また、解説のイメージアイコンは交換可能なので、訪れたことがある場所のイメージアイコンを自作してみるのもおもしろい。なお、コントロールパネルの[画面]で[大きいフォント]に設定していると、小田原より東が表示されないので注意しよう。

【著作権者】Yasushi Sasaki 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】7.21(99/03/06)

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http://www2s.biglobe.ne.jp/~moon777/

(齋藤 正穂/山口 賢司)

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