効果音作成ソフト「ウェーブレイザー1999」v1.00が新規公開
マウスでアレンジするだけで簡単に効果音を作成できる
（99/03/08）
効果音作成ソフト「ウェーブレイザー1999」v1.00が7日に新規公開された。あらかじめ用意された5種類の波形をマウスでアレンジすることで、簡単にオリジナル効果音が作成できる。Windows 95/98/NT 4.0に対応したシェアウェアで、登録料は1,000円。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「ウェーブレイザー1999」は、あらかじめ用意されたサイン波、方形波、三角波、ノコギリ波、ノイズの5種類のなかから、もとにする波形を選択し、周波数、音量、定位などの要素をアレンジすることでオリジナルの効果音を作成するソフト。作成開始時にこれらの要素は横軸に平行な直線のグラフで表されているが、これをマウスのクリックなどで折れ線グラフにするだけでユニークな効果音が作成できる。
たとえば、グラフが直線に近いとブザーのような単調な音になるが、各要素をジグザグなグラフにすれば、シンセサイザーでも作成の難しい複雑な効果音を手軽に作成することが可能だ。また、発音時間や繰り返し回数、繰り返し周期、音量などの設定は数値で細かく決められる。
作成した効果音は"トラック"という単位で扱われる。複数のトラックを組み合わせてより複雑な効果音を作成することも可能だ。複数のトラックはタブで随時切り替えながら作成できるうえ、全トラック同時再生のほかに、トラックごとに再生することもできるので、微調整を繰り返しながら思いのままの効果音を作成できる。そのほか、サンプリングレート、ビット数、モノラル/ステレオなどの設定も用意されている。完成した効果音は独自形式で保存できるほか、WAVEファイルとして出力可能だ。
【著作権者】YOJI OJIMA 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.00（99/03/07）
□OJ's Shop
http://member.nifty.ne.jp/oj/
（小山 文彦）
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