メールソフト補助ツール「AddrTool」v1.1
対応したどのメールソフトでも同じ操作方法で利用できる
(99/02/08)
最近は、メールソフトも多くの種類が登場し、アカウントごとに複数のメールソフトを使い分けている人もいることだろう。複数のメールソフトを使っていると、署名や振り分け設定など細かい操作がソフトごとに異なるのでなにかと不便なもの。なかでもアドレス帳は、それぞれ別々にメンテナンスする必要があるうえ、ソフトによって管理方法が異なってくる。そんな不便を解消してくれるのが、メールソフト補助ツールの「AddrTool」だ。
「AddrTool」はメールソフトのアドレス帳、引用、署名などの機能を補助するソフトで、タスクトレイに常駐させて利用する。Outlook Express、Netscape Messenger、Becky!、AL-Mail、Datulaなど主要なメールソフトに対応し、一度設定すれば対応しているどのメールソフトでも同じ操作方法でアドレス帳などを利用できる。「AddrTool」を起動した後、メールソフトからアドレス帳を開こうとすると「AddrTool」のアドレス帳が自動起動し、そこからメールアドレスが入力できるようになる。各メールソフトのアドレス帳からインポートすることもできるので、複数のメールソフトのアドレス帳を一括管理することも可能だ。
そのほか、メールを書くときの署名や顔文字、エディターやWWWブラウザーといった他のソフトからの引用などの入力を補助する機能もあり、どのメールソフトでも同じ操作で署名や顔文字を入力できる。また、1行の桁数が設定値を超えていないかチェックしたり、受信したメールを差出人の名前やメールアドレスのドメイン別に振り分けることも可能だ。おまけ的な機能だが、選択中のメールをWWWブラウザーの画面にタイプライターのように1文字ずつ表示する機能もある。
【著作権者】西村 誠一 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1（99/01/27）
□パソコン無料サポートとフリーソフト
http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/
（山崎 真裕）
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