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メッセージ送受信ソフト「社内伝話 DHCP! for Windows」がv1.10βに
パスワード機能の追加や通信データの暗号化によりセキュリティが向上

(99/01/11)

「社内伝話 DHCP! for Windows」  (有)ルミネは10日、LAN内メッセージ送受信ソフト「社内伝話 DHCP! for Windows」v1.10βを公開した。社内伝話 DHCP! for Windowsは、送信したメッセージをキャンセルする「ネットワークアンドゥ」機能を備えたメッセージ送受信ソフトで登録料は2クライアントで3,000円。v1.10βではパスワード機能の追加や通信データの暗号化などセキュリティの向上などが図られており、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 社内伝話 DHCP! for Windowsは、LAN内でメッセージをやり取りするサーバー不要のメッセージ送受信ソフト。よく利用するメッセージは「ボタンテキスト」に登録し、マウスだけを使って「帰ります」などのメッセージを送信できる。また、送信データと受信データは一覧で表示され、誰から/誰へ、いつ、どんなメッセージが受信/送信されたかを確認できる。そのほか、メッセージの受信確認機能や、複数の相手への同報送信機能などを備えている。

 このソフトの特徴として、間違って送ったメッセージをキャンセルする「ネットワークアンドゥ」機能を備えている。ただし、LAN内の別のマシンで社内伝話 DHCP! for Windowsが起動しているかどうかを検出する機能は備えていないため、メッセージをやり取りするには、社内伝話 DHCP! forWindowsがインストールされているそれぞれのマシンのコンピューター名をあらかじめ確認しておく必要がある。

 v1.10βでは通信の際に用いるデータと送受信データを保存する履歴ファイルが暗号化されたほか、パスワード機能が追加され、メッセージの開封時にパスワードを要求できるようになった。

 なお、社内伝話 DHCP! for Windowsを利用するには、送信側と受信側で社内伝話 DHCP! for Windowsを起動している必要がある。また、社内伝話 DHCP! for Windows v1.10βは社内恋愛支援ソフト「社内恋愛 for Windows」としてもテスト公開されており、このバージョンで様子を見て、ユーザーインターフェイスの変更などを検討するという。

【著作権者】(有)ルミネ
【ソフト種別】シェアウェア 3,000円/2クライアント
【バージョン】1.10β (99/01/10)

□(有)ルミネホームページ
http://www.vector.co.jp/authors/VA012657/

(山本 幸広)

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