コミュニケーションソフト「ネットバーガー・ミーツ」 β3がリリース
ラジオ番組でベータテストが進行中
(98/12/21)
（株）サードステージは19日、コミュニケーションソフト「ネットバーガー・ミーツ」のβ3をリリースした。「ネットバーガー・ミーツ」は、独特のインターフェイスでプッシュ型コンテンツを表示しながら、見知らぬ人との出会いを提供するコミュニケーションソフトだ。Windows 95/98で動作するフリーソフト。
「ネットバーガー・ミーツ」の特徴のひとつは独特の楽しいインターフェイス。ハンバーガーとラジオを合わせたようなデザインの画面に、「具」と呼ばれるコンテンツが、ハンバーガーのパンにはさまれたかたちで一覧表示される。具をクリックすると拡大し、動画などを交えたコンテンツが表示されるという仕組み。現在はベータ版のためテスト用のコンテンツしか用意されていないが、ユーザー側で必要なものだけ表示するようカスタマイズすることができる。これらのコンテンツは、「ネットバーガー・ミーツ」の「スイッチ」をオンラインに設定したときだけ、自動的に更新される。
もう一つの特徴はコンテンツのひとつ「フレンドパーク」だ。ここでは、サーバーに同時に接続しているユーザーリストが表示され、他のユーザーに対して「バーガーメール」と呼ばれるメッセージを送信できる。まず「マイカード」に自分のプロフィールを書いておく。写真などの画像を貼ることもできる。マイカードの一部は接続中にフレンドパークで公開され、他のユーザーがバーガーメールを送る相手探しに役立つ。バーガーメールを送信するとマイカードを相手に参照されるが、非公開にすることも可能。
自分宛のバーガーメールを受け取ると、相手のプロフィールを参照したうえで「ともだちボックス」に登録することができる。ともだちボックスに登録すると、相手がオフラインでもバーガーメールが送信できるほか、バーガーメールのやり取りに応じた親密度や、相手の接続状況が表示されるようになる。
「ネットバーガー・ミーツ」はラジオ番組と連動している点でも異色のソフトだ。毎週土曜日深夜3時（日曜日午前3時）からのニッポン放送「オールナイトニッポン」二部でベータテストが行われており、番組では放送中にネットバーガーで送ったバーガーメールが紹介されることもある。
【著作権者】（株）サードステージ
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】β3（98/12/19）
□NetBurger
http://www.netburger.ne.jp/
（新城 雅章／吉村 和幸）
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