Click Here
【Click Here!】
NEWS


「Communicator 4.5」正式版がリリース
ポータルサイト「Netcenter」との連携を強化

(98/10/19)

「Communicator」4.5  米Netscape Communicationsは16日(現地時間)、WWWブラウザーを含むクライアントソフト群「Netscape Communicator」英語版のv4.5正式版をリリースした。Windows版はWindows 95/NT用のみのリリースでWindows 3.1は用意されていない。含まれるソフトウェアの数の違いによって"Base Install"、"Complete Install"、 "Professional Edition"の3つのタイプが用意されており、同社サイトよりダウンロードできる。

 Communicator 4.5は、Netscapeが運営するポータルサイト「Netcenter」との連携が強化されたのが特徴だ。新たに追加されたSmartBrowsing機能では、URL欄にURL以外のキーワードを入力するとNetcenterを検索して関連ページを表示するInternet Keyword機能や、表示中のページの関連ページを示すWhat's Related機能などが実装された。

 Internet Keyword機能では、試しにURL欄に"Communicator"と入力するとNetscapeのブラウザー紹介ページが表示され、"Internet Explorer"と入力するとMicrosoftのIEホームページが現れる。また、"news"や"money"、"book"などのキーワードを入力すると「Netcenter」内の関連ページが表示され、"forest"だと"www.forest.com"のようにURLを補完したページが現れる。複数の単語をスペースで区切って入力することもできるが、残念ながら日本語での入力には対応していない。またプロキシーサーバーを利用していると正しく動作しない場合もある。

 もう一つのWhat's Related機能では、URL欄の右側にある [What's Related]ボタンを押すと、表示中のページの関連サイトの一覧がポップアップメニューで表示される。こちらも日本語が正しく表示されないが、「窓の杜」の関連サイトとして「Vector Pack」が、また「Vector Pack」を表示している時は「窓の杜」が関連サイト一覧リストのトップに表示される。

 メールソフトの「Messenger」も、画面構成がこれまでの上下2ペイン構成から3ペイン構成に変更され、ニュースリーダー機能が統合されるなど、大きく変化している。

 なお、v4.5をインストールする際には、デフォルトのWWWブラウザーとして設定するか、スタートページを「Netcenter」に変更するか、「Netcenter」を検索エンジンにするかをチェックボックス形式で質問される。ここで、例えばスタートページを「Netcenter」に変更すると、「Internet Explorer」のスタートページまで変更されてしまうなど、これも「Netcenter」に誘導するための策のひとつになっている。

【著作権者】Netscape Communications Corporation
【ソフト種別】フリーソフト(一部商用)
【バージョン】4.5

□「Communicator」4.5ダウンロードページ
http://home.netscape.com/download/
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.5/english/
□リリースノート(英文)
http://home.netscape.com/eng/mozilla/4.5/relnotes/windows-4.5.html
□ブレスリリース(英文)
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease688.html

(新城 雅章)

トップページへ


Copyright(C), 1996-1998 Impress Corporation.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで