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Direct3Dのシューティング+ベンチマークソフト「Trails」Ver20/9/98
戦闘機を操って敵機が乱れ飛ぶ宇宙空間を自在に動き回ろう

(98/09/30)
Trails

 Windows用の3Dゲームで標準的に利用されているDirect3Dを用いたベンチマークソフトが増えてきているが、その多くが単純に決められたパターンを自動実行するだけのもの。しかし、「Trails」はユーザー自身が戦闘機を操作して3D空間を自在に動かすこともできる、いわばゲームのエッセンスも盛り込まれたベンチマークソフトだ。

 画面左上には一秒間に何回画面を書き換えられたかを示す数値(fps)と、同じく一秒間にいくつのポリゴンをグラフィックドライバーへ送ることができたかを示す数値が表示される。舞台は敵機が乱れ飛ぶ宇宙空間。戦闘機の放つビームやミサイルの軌跡、戦闘機が爆発したときのグラフィックは、市販されている本格的な3Dシューティングゲームさながらのリアルさ。そのため、より実践的な場面(3D対応ゲームの実行)を想定したベンチマークが行えるというわけだ。

 画面の解像度やグラフィックのクオリティー、視点、戦闘機の種類などをキーボードから変更でき、ジョイスティックを使って宇宙空間を自由に動き回り、好きなだけ敵機と戦闘を繰り広げることができる。残念ながらジョイスティックがなければ戦闘機を操ることはできず、自機はコンピューターが勝手に動かすだけだが、各種設定を変えながらハデな戦闘を眺めているだけでも楽しい。なお、実行にはDirectX5.0以上が必要。

 なお、30日現在、「Trails」を配布していたWebページはサーバーの過負荷を理由に簡素なページに変更されており、9/28に公開された最新バージョンがダウンロードできなくなっている。ただし、9/20以前に公開されたバージョンは同Webページにあるミラーサイトのリンクからダウンロードすることが可能だ。

【著作権者】Arne Gabriel 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】20/9/98 (1998/09/20)

□D3D Tester
http://www.viona.de/~arne/

(日沼 諭史)

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