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高品質なグラフィックのOpenGLベンチマークソフト「Indy3D」v3.0
ビデオカードのOpenGL対応度も確認可能

(98/09/21)
Indy3D

 Windows用ゲームで3Dグラフィックを表示する場合、その描画APIとしてよく使われるのが「Direct3D」と「OpenGL」。特に「OpenGL」はOSにほとんど依存しないため、より多くのプラットフォームで利用できるメリットがあり、対応するソフトが増える傾向にある。その「OpenGL」をフルに利用したベンチマークソフトが「Indy3D」だ。

 「Indy3D」は、複雑なエンジンの断面を描画する「MCAD40」と「MCAD150」、荒廃した街を男が歩く「Animation」、ヨットが広い海を駆ける「Simulation」の4種類のシーンがあり、各シーンのウィンドウ上をマウスでドラッグすれば、自由にシーン内を移動できるようになっている。その他、「Fill Rate」や「Polygon Rate」など、ビデオカードの基本的な「OpenGL」性能を測る機能も備えている。

 オブジェクトの表示方法やテクスチャーの貼り方、霧や光の効果を変えることもでき、3Dグラフィック表示の変化をすぐに確認できるようになっている。また、開発元の環境とユーザーの環境での表示の違いを、グラフィックが表示されている領域を指定して部分比較することも可能だ。

 このベンチマークソフトは、当然のことながらビデオカードの3D性能とメモリ容量によって結果が大きく変わってくる。43MBとダウンロードサイズが非常に大きく、インストール後のHDD容量も120MB以上必要となかなかヘビーだが、自分の使っているビデオカードの3D性能を確かめたり、3D CGに携わっている人には、かなり有効なソフトとして使えるはずだ。

【著作権者】Sense8 Corporation, Mitsubishi Electronics America, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0 (1998/07/13)

□Indy3D, Developed by Sense8 and Produced by Mitsubishi
http://www.indy3d.com/

(日沼 諭史)

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