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「WinGroove」の旧バージョンにディスク内容を消去する問題
発生するのはv0.9Fβ-1からv0.9Fβ-6

(98/09/09)

 「WinGroove」の旧バージョンに、特定のケースでハードディスクの内容を一部消去してしまう問題が発生することが明らかになった。問題が発生するのはシェアウェア版「WinGroove」のv0.9Fβ-1からv0.9Fβ-6で、不正に流通しているユーザーIDとパスワードを使ってユーザー登録を行った場合にのみ発生する。

 これはインターネット上の掲示板やホームページなどで「WinGrooveはウイルスに感染している」といった情報が流れたことがきっかけとなり、作者側が調査して判明したもの。「WinGroove」のホームページでは、この問題は作者による「配布上の問題」で生じたものとしているが、具体的な内容については「WinGroove」公開当時からの全経過を現在も検証中とのことで、現時点では明らかにされていない。

 作者によると、正規ユーザーIDと正規パスワードでユーザー登録した場合や、ユーザー登録をしていない試用状態の「WinGroove」では問題は発生しない。また、先日公開されたv0.A0と現在公開されているv0.A1でもこの問題が生じることはないという。

 「WinGroove」のホームページでは、使用中の「WinGroove」のバージョンを確認する方法を掲載しているので、不安のあるユーザーはバージョンを確認のうえ、最新バージョンにアップデートすることをおすすめする。

□「WinGroove」ホームページ
http://www.cc.rim.or.jp/~hiroki/index.html

(新城 雅章)

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